仕事と家庭の両立など社員を応援する長野県の企業を紹介

信州まし野ワイン株式会社

人生を豊かに過ごし、仕事に励める環境

 長野県の谷地形に広がるワインバレーのひとつ、県の最南端に位置する天竜川ワインバレーにある信州まし野ワイン。同社の前身はりんご加工組合で、りんご栽培を営んでいた五軒の果樹農家を中心に発足した会社だ。
 ワイナリーは、中央道松川インターから車で七分程のりんご畑の中にある。商品も職場づくりも個性的で、社長の右腕である須山総務(写真)は次のように語る。
 地元住民の社員が多く、加工品の大半は近隣の農家の余剰品を仕入れて生産している。このように、働く人も材料も地元から得ており、地域密着型の事業展開をしている。ワイン造りという製造過程の特性、原材料を近隣農家から時期毎に調達する構造のため、繁忙期と閑散期が明解になっており、年間を通してメリハリある勤務体系となっている。

自分の時間と仕事の調和

mashinowine 今回導入した短時間正社員制度は、育児、介護、自身の病気などが理由でフルタイム勤務ができなくなった場合に利用するケースと、パート社員が正社員へ移行する場合に活用するケースが比較的多いが、同社では社員のプライベートの時間と仕事の調和を目的に制度化した。
 短時間正社員制度は長野県の推進事業をきっかけとして知ったが、社員が自分の時間と仕事とを調和させることが可能になる、将来性のある制度だと理解したのが導入の理由。もともとワークライフバランスの実践が基本の会社となっている。
 より良いワインを生み出していくには、ワイン作りにかかわるすべての社員が前向きに取り組み、互いの力を合わせていかなければならない。そのためには自分に合った働き方や生活スタイルを尊重できる職場づくりに、全社で心掛けているのだと言う。社員の半数は五〇歳代で、男性が多い構成の中、女性や若い世代の採用にも動き出している。年齢や性別にこだわらず、仕事の質にはこだわりを持ち、ワイン作りへの思いを大切にできるポジティブな人の集まりの実現をめざしている。

優秀な人材採用

 しかし、強い思いだけでは人の確保が難しい時代になっていることは確か。そのためには雇用条件や人事制度、福利厚生について適切に整備して、その状況を発信していかなければならない。
 戦後からの長い年月が経つとともに、人が人生に求めるモノも変化してきている。これからの時代は、仕事以外の時間には趣味、社会貢献、自己啓発などの人生を豊かにする時間が必要であり、ワークライフバランスの推進が会社にとって優秀な人材確保に直結しているという。

社名 信州まし野ワイン株式会社
事業内容 製造・卸売業
住所 長野県下伊那郡松川町大島3272

お気軽にお問い合わせください TEL 026-235-7118 長野県 産業労働部 労働雇用課受付時間 8:30 - 17:15 [ 土・日・祝日除く ]

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